■車高を下げる編

まず両端のMc250から。赤丸部分を削って集電バネを底つきさせます。


加工後。


比較。隣のM251と比べるとヨーアンカーと車体のスキマが減っているのがわかります。


付帯加工として、集電板が底つきして赤丸部分から顔を出すので、ライトユニットの逃げ加工が必要です。


次にM251(両端から2両目の車両です)赤印の部分が当たって車高が決まります。


赤矢印をカットして車高ダウンさせました。


ついでに中心ピンから伸びていたリブを削ります。
Njゲージ化すると内股になるのでここが台車のふり幅を制限してしまいます。


2両とも加工後です。下写真と比べるとヨーアンカーと車体のスキマが減っているのがわかります。




次にT260とT261です。
この車両もM251と同じように中心ピン横の突起で車高が決まるので、手元にあったプラ片で冶具を作製。


冶具から飛び出た部分をカット。簡単ですが、この工作には大きな弊害が。


T260とT261は車高を下げた結果、車輪のフランジが床に当たるのです。
しかも、ビバン模型製作所のローフランジ写真を使用しても当たるので困りました。
ちなみにウィキペディアによると、実車車輪径はMc250とM251が860mm、T260とT261は810mmだそうです。
模型は同径車輪を使用していますから、どうりでフランジが接触するわけです。
泣く泣く床面を削ってフランジ逃げを作りました(12両分、骨が折れました・・・)
KATO純正車輪を使用するなら、DD51中間台車の車輪径が近いのでそれを使えばいいでしょう。
あと、ヨーアンカーが車体と接触・滑りながら台車が振るので、ヨーアンカー上と床面は平滑に仕上げておく必要があります。


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